今日は日本学術会議経営学委員会の5つの分科会うちの
2つの分科会合同で学術フォーラムを開催した。
テーマは「研究者の研究業績はどのように評価されるべき
-経営学における若手研究者の育成と関連して-」。
少し堅いテーマであり、
形式を問う問題提起のようにみえるかもしれないが、
新規採用や昇進の基準は、
大学院生や若手研究者の研究を方向付けするため、
重要な問題である。
また、経営学領域では、これまで著書(体系的な研究書)が
主要な評価尺度であり、中長期的な業績を評価してきたが、
近年、英文の査読付きジャーナルへの掲載本数のみを問うような評価も
行われ始めており、体系的な研究が失われていくとの指摘もある。
基調講演、シンポジウム、全体討論と14時から始まって18時までの4時間の長丁場。
しかも、展開が予想できないため、座長として一瞬も気が抜けなかった。
お陰様でとても深い議論が展開され、その後のアンケートでも好評だった。
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