京都大学では毎年11月にホームカミングディという催しを行っています。
卒業生・修了生、学生、現旧教職員とご家族の方々が対象ですが、
京都大学の今を知ってもらうと同時に、ふれあいの場、
そして京大への愛校心を深めていただくことを目的としたものです。
年ごとに共通テーマと目玉企画を出しておりまして、
今回は「心」をテーマとして、
目玉企画はドナルド・キーン先生のご講演でした。
キーン先生は、日本文学研究者で文化勲章も受章されています。
今回は「京都大学時代に出会った人々」と題して心の温まる講演をしていただきました。
定員500名の100周年記念講堂が瞬く間に満席となり、
入れなかった方々のために、講堂の外に別の部屋を用意して、
モニターに映し出すほどの盛況ぶりでした。
NHKが2015年10月10日(16日再放送)に、
ドナルド・キーン先生の特集を組んで放送しましたが、
先生が生涯を通じて、日本の文学の魅力を世界に伝え続けられたことを、
実話に基づくドラマとご本人のお話によって綴られていました。
わたくしもこのNHKの特集をみて、是非実際にお話を聞きたいと考えておりましたので、
お会いして感激しました。
同窓生の皆様は是非京大に帰ってきて、楽しんでください。
同窓会関係のHPにも京大から同窓生に向けたいろんな情報を発信していますので、