先日、大阪の国立国美術館で開催している「バベルの塔」展
(2017年7月18日~10月15日)に行ってきました。
東京での開催(2017年4月18日~7月2日)を知った時から、観たいと思っていました。
ブリューゲルの最高傑作…、24年前にも来ているそうです。
バベルの塔は複数の画家が描いています。
ピーテル・ブリューゲルの作品は2種類あり(3種類という説も)、
1563年に描かれた『バベルの塔(大バベル)』(オーストラリア・ウィーン美術史美術館所蔵)と、
1568年頃に描かれた『バベルの塔(小バベル)』(オランダ・ボイマンス美術館所蔵)です。
一般に有名なのは大バベルの方ですが、
今回展示されたのは小バベルの方でした。
どちらもとても精密です。
わたしが行った時は、幸いそんなに混んでいませんでした。
しかしながら、バベルの塔の前では順番に並び、
絵の前で立ち止まってはいけない、
と言われながらの鑑賞でした。