2015-02-04

吉田神社の節分祭 火のない火炉際へ

久保田先生が私学研修員として京大に来られていたので、

吉田神社節分祭の中で一番盛り上がる火炉祭に行きました。

吉田神社の節分祭は室町時代から続く、京洛の一大行事で
毎年50万人くらいの参拝者が訪れます。

吉田神社は、京大から僅か徒歩2、3分のところですが、日頃はあまり来ません。

節分祭で訪れるのは2回目です。

京大正門の前の通りは吉田神社の参道で、その参道の両側に露店が800店ほど立ち並びます。

前回行った時には、夜の11時に点火され、みるみるうちに火柱が高く上がり、その熱気に厄が落とせるような感じを受けたものです。

今年もそれを期待して行きました。

三ノ鳥居前には巨大な火炉が設けてあり、古い神札が高々と納められ、さあ今か今かと40分くらい待ったでしょうか。

後ろを振り向くと、かなりの人出になりました。

神主の方が二人、火炉の前で何やら神事を行っていますが、人の頭で良く見えません。

そしていよいよ点火か!

2012年の火炉祭


…と思ったら、何と、今年から火をつけないとのこと。

環境への配慮とか、行政指導とかいろいろ言ってましたが、もうがっかりです。

そういえば、前回行った時より人出が少なかったのは、皆はニュース等で知っていたからでしょうか。

神事の内容を変更するとは聞いていましたが、まさか点火しないとは…。

知らない参拝者も沢山おり、かなり驚きの声が上がっていました。

本当に残念です。


久保田先生ご夫妻にも「面白いですよ」とさんざん言っておきながら…、申し訳なかったです。