2014-12-23

高寺貞男先生のご冥福をお祈りいたします

本日、懇親会の最中に急に飛び込んできた「高寺先生ご逝去」のお知らせに驚愕しました。

数日前にお電話をいただき、ストック・オプションの発祥等に関する論文や資料を探してほしいと言われていました。

1週間に1度程度、お電話をいただき、多い時には週に3、4度のこともありました。

いつも研究の話を熱っぽく語られていました。

最近は少しお声が小さくなり、聞き取れないこともありましたが、その真摯な研究姿勢にいつも頭が下がる思いでした。

…、そのお電話がもうないと思うと寂しさがこみ上げてきます。

宿題の提出先もなくなりました。

10年ほど前には突然家に遊びにこられたこともありました。

その際、妻に「これあげますよ」となぜか望遠鏡をいただきました。

その望遠鏡はこれからも大切にします。


先生のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、これまでのご指導に衷心より御礼申し上げます。


追伸: 翌日の24日、高寺先生より贈り物が届きました。

     最後の最後までお心遣いに感謝いたします。

2014-12-22

走りに走ったあげく

予約した新幹線に間に合いそうになかったため、名古屋駅構内を必死で走りました。

弟子のO君は「先生、早くしないと遅れますよ」と冷静に言うのだが、

考えてもみよ、私も来年還暦。

若い時のようには体がついて行きません。

それでもぎりぎり間に合いました。

O君がいなければ駅構内を迷ったはずです。ありがとう。

そしてぜぃぜぃ言いながら指定座席に行くと、そこには既にいびきをかいて寝ている人が…。

ぜぃぜぃ言いながら(笑)困っていると隣に座っていた人がつついて起こそうとしてくれました。

が、びくともせず。

仕方なく近くの空いている席に座りました。

そこへ運良く切符確認の車掌登場。当然

「席が違いますね」

「はい別の人が座ってて」

そして、私は本来の席に座れるはず…

と思っていたら、

車掌曰く 「随分早い便に乗られたんですねぇ」。


えーっ、どういうこと!?

切符を確認すると、なんと1時間後の便ではないか。

ということは私が時間を間違えた(!?)。

話の途中で引き上げてきたのに…、

駅構内を走りに走ったのに…、

いろんな思いが交差している最中…。

隣で起こそうとしてくれた人、ごめん、

だからそんなあきれた顔で私を見ないでください。

2014-12-10

NTUとのワークショップを終えて

第13回目のNTUとのワークショップも終わり、ほっとしています。

このイベントも年々大きくなり、当然わたし一人では運営していけません。

今回もハイシーズンでの開催となり、ホテルも満室、食事処もいっぱいで

場所の確保だけで相当な時間を要しました。

学生の報告の準備は徳賀研究室のY君が仕切ってくれます。

M君、K君、S君も頑張ってくれました。

感謝感謝です。

有能な大学院生がいなければ、とても開催できませんね。

NTUの学生とのワークショップは日本の学生にとってかなりの刺激です。

内容的に勝っていてもそれを英語で説明し、議論するのは並大抵ではできません。

今回、下を向いて報告した人も、3月のNTUでの報告では英語で冗談を飛ばすくらい成長していると思います。


これまでの先輩たちがそうであったように…。



2014-12-09

京都イルミエール

今日の夕方の便でNTUの皆さんは帰国の途につかれましたが、Lin Shuen-Zen先生はサバティカル中のため、もう少し残って京都観光をするとのこと。

そこで夜、京都るり渓で開催されている「京都イルミエール」にお連れしました。

光のトンネルをくぐると、球体のかわいい光が見えてきました。メインツリーや動物たち、海を表現したブルーのイルミネーションがとて綺麗です。

そう、とても綺麗です…でも、このとてつもない寒さは一体なんなんじゃ(怒)。

ときおりみぞれ混じりの強い風が吹いてるじゃないか…。

それでも何とか見て回りました。

…が、とどめはオーロラショー。

来場者は一カ所に集められ、この寒さの中で、じっと立ってオーロラショーが始まるのを待ちます。

すると小さな家をかたどった光の中からシューシューシューとドライアイスのようなものが勢いよく吹き出してきました。

はは~ん、これに光を投影してオーロラを作り出すのか。

と、皆ぶるぶる震えながらオーロラが現れるのを待ちます。

しかし既に限界か。

この寒さにドライアイス…シューシューシュー。

すみません、スタッフの皆さん。凍ってしまうので帰ります。

2014-12-08

12月8日NTUワークショップ講演編

先生方は全部で7名来られました。

これまでで一番多いかもしれません。

ワークショップでは毎回お二人の先生に講演をお願いしています。
今回はLin Shuen-Zen先生(演題Writing Accounting with Entrepreneurs - The Development of Wangdao Accounting)とYu Linhui先生(演題The Effect of Restatements on Analyst Behavior)です。

Lin Shuen-Zen先生は台湾でベストセラー会計学者です。

現在執筆中の第7章の登場人物に私の名前(TOKUGA)を使っていいかと聞かれました。

どのような人物に使われるのか…、楽しみです。

そういえば、以前、吉田寛先生の著書に私の福岡での住まいを書いていただいたことがあります。西公園のマンションの屋上から百道浜の花火がきれいに見える…という内容だっと思います(メゾネットでしたので、部屋階段でそのまま屋上に上がれました)。

皆さんのご厚意に感謝する毎日です。

2014-12-07

12月7日NTUワークショップ学生交流編

ことしは国立台湾大学から12名の学生さんが来られました。

皆さん、小さな頃から英才教育を受けているだけあって、さすがの英語力でした。

研究報告はNTU・3チーム、京大・2チーム、早稲田・1チーム、関学・1チームでした。



2014-12-05

巨大あたご梨


こんなに大きなあたご梨をいただきました。

福岡にいたころは毎年梨狩りに行っては、超ビックサイズの梨を30個ほど採り、

みんなを驚かせていましたが、もう15年も前の話。このたびは私が驚かされました。

ありがとうございました。


2014-11-30

ポルチーニ茸のリゾット

今日は、イタリアで購入したポルチーニ茸のリゾットを作ってみました。
わたしが作ったので、見かけは悪いですが、かなり美味しかったです。

ポルチーニ茸は乾燥もので、形がきれいなものはかなり高価でしたが、割れたものだと手頃なお値段でした。

商品の説明には水の量や何分茹でる等は書かれてません。水を足し足し30分くらい煮込みました。味が薄かったので胡椒とチーズをどっぷりかけて。


2014-11-29

ロームのイルミネーション

京都市右京区のローム株式会社でイルミネーションが始まりました。
68本の木々に約60万個の電球を点灯しているそうです。

とてもきれいでした。

車の中から撮ったのであまりいい写真ではありませんね。

このイベント、12月25日までの間、16:45~22:00までやっているそうですので
是非行ってみてください。

詳しくは http://www.rohm.co.jp/web/japan/illumination2014 へ。


2014-11-25

今日は九州大学で研究会

今日は九州大学で研究会。

昼食時に以前の教え子2人に会いました。

九州大学で教えていたときに、わたしの大学院ゼミに参加していた経営財務論と企業経済学の2人です。

よく考えてみると、そのときのゼミ参加者のうちの4人が九州大学で教えています!

先生(わたし)はその後あまり勉強をしていませんが、教え子の皆さんは、頑張って世界的に活躍してください(笑)。

そして、どうしても行きたかった「井手ちゃんぽん」についに行ってきました。
某有名チェーン店の野菜大盛りちゃんぽんが「井手ちゃんぽん」では普通。野菜が多すぎて、麺まで辿りつくのが大変という前評判を聞いていました。

わくわくしながら待っていましたが、なぜかそこまで野菜が多くない。

どうも注文を間違えたらしいのです。

普通のちゃんぽんを注文すれば野菜大盛りだったのに、へたに「特製ちゃんぽん」を注文してしまったために、キクラゲがどーんとのってはいたものの、うわさの野菜大盛りにはなっていなかった。

でも本当に美味しかったです。

写真はあまり美味しそうに取れてませんでしたね。


2014-11-24

今日は科研の研究会で福岡

今日は科研の研究会で福岡。

九州大学の博多駅オフィスです。
アミュプラザ博多の9F~10Fにある「くうてん」というレストラン街の奥にあります。

ちょうどホークスの優勝パレードがあり、人が多かったですね。

京都駅は欧米からの観光客も多いのですが、博多駅はアジアからの観光客が多いと感じました。

夜は「てら岡」に徳賀研究室関係者が集まってくれました。
10名ほどで楽しく食事。
思いがけず「誕生日祝い」もしてもらいました。

皆さん、本当にありがとう!



2014-11-15

IAAER世界大会in フィレンツェ 私と弟子の報告

今日は、私と弟子Sさんの共同報告と、Sさん単独の報告日でした。

聴衆も思ったより多く、AAAAの事務局長のSaudagaran先生もわざわざ聞きに来てくれました。

AAAAバリ大会でお会いして以来、次のインド大会に参加しなかったので、ちょっと後ろめたい気持ちでの再会…。

ちなみに来年のAAAA大会は2015年11月15-18日にインドネシア(バリ)で開催されます。
詳しくはWebsiteへ→ www.fourA.org

今回のフィレンツェ大会は日本人参加者が多かったですね。
開催場所によりますが、3年前に南アフリカのジョージで開催された時、日本人は私一人だったのを思い出しました。

そしてなんと、次回はその南アフリカです。

食事も美味しいし、人々もとても朗らかでしたよ。皆さん、是非参加してください。


 http://files.iaaer.org/calendar/2015_BIENNIAL_CFP.pdf?1406642505


下記の写真は会場のひとつ。




2014-11-14

IAAER世界大会in フィレンツェ 弟子の報告

今日は、昨年京大で博士号を取得した、教員1年目のSさんが報告しました。

10月末に台湾の学会で報告したので、その経験を生かした、とても堂々とした報告でした。

質問にも的確に答えていましたし、報告内容も良かったです。

Sさんは院生の頃からとても真面目で正確かつ無駄のない研究をしてきました。

国際学会での報告でまた一段と成長したようでうれしかったです。


夜のガラディナーは通常では入れない軍の施設で行われたようですが…、
何と疲れはててしまい、参加できませんでした。残念です。下の写真はいただきもの。



2014-11-13

IAAER世界大会in フィレンツェ ECミーティング

今日は朝からIAAERのエグゼクティブミーティングでした。

私はMembership担当の副会長という役目から、現状の報告をしました。

まあ、英語圏の役員の皆さんが白熱した議論をし出すと何を言っているのか、全てカンに頼るしかないわけです。ぼーっとしていたら、「それでおまえはどうなんだ」と虚を突れまして・・・(笑)。

ここでまず英語の洗礼を受けるので、翌日の研究報告の頃にはだいぶ耳が慣れてきます。

今回の大会には、私が声をかけたわけでもないのに、6人もの弟子が自ら参加してくれていました。

うれしい驚きでした。

夜はプチゼミOB・OG会で楽しかったです。


2014-11-12

IAAER世界大会in フィレンツェ 初日

今日は朝5時台に家を出て関空→(12時間)→フランクフルト→(2時間)→フィレンツェにやってきました。

 フランクフルトの空港で偶然弟子のM君に会いました。

M君開口一番に「今日はビジネスクラスではありません…」。

 そう、M君が就職して2年目の頃、同じ飛行機で海外に行った際、私がエコノミークラスでM君がビジネスクラスだったことがありました。

同世代のビジネスマンがビジネスクラスに乗っているのをいつもうらやましく思っていたのですが、まさかつい先日まで教えていた院生がもうビジネスクラスに乗っているなんて(笑)

…と、その話を聞きつけた他の先輩弟子がさんざんM君をからかったので、最初にそのような言葉になったのでしょうか…(笑)。

 夜は先にイタリアに来られていたK先生と食事。サラダを2つとピザ2つ注文しましたが、全て量がすごすぎ(゜Д゜)。

初日から太る予感。

これ以上太れない。

いや太ってはいけない。

でも太る…。


2014-10-30

台湾会計学会

日本会計研究学会(JAA)と交流協定のある台湾会計学会の年次大会にはほぼ毎年参加しています。

 今年は、APCとの共催でしたので、APCに参加された方も含めて、沢山の日本の研究者にお会いしました。 

KAA、およびTAAとの間の3学会の交流は、国の政治的な関係等をまったく感じない気持ちの良いもので、 終わって日本に戻るといつもさわやかな気持ちになります。


2014-10-21

徳賀研究室メンバー連絡専用ページのお知らせ

徳賀ゼミ大学院生、および徳賀研究室関係者の皆様

徳賀のHP上に「メンバー連絡専用」ページを作りました。

例えば、研究上の疑問点を投稿し、それに対して、討論していただければと思います。
しかし、特に研究に関係しなくても結構です。どこどこに行きたいので美味しいレストランを教えてほしいとか、この企業はどうですかとか、先輩に聞きたいこととか…、基本的に何でも結構です。

トピックごとに投稿できますので、いろんなトピックを立ててください。
なるだけ多くの徳賀研究室出身の皆さんの投稿を期待しています。

まずはメンバー登録が必要です。

登録を希望する徳賀ゼミ大学院生、および研究室の関係者はご連絡ください。


2014-07-17

肺年齢69歳

人間ドックの結果が出ました。

5年前と同じように「要精密検査」。

いろいろと異常値はあるものの、

「肺年齢69歳」

には、思わず笑ってしまった。

「はい、吸ってぇ。はい、思いっきりはくぅ、はくぅ、はくぅ、最後まではききるぅ~」

という看護士さんの言葉通り頑張ってみた。

2回目も「もっと吸って、吸って、はい、はいて、はいて、
あー……、こんなもんですか」と検査終了。

そして、出てきた数値が、「肺年齢69歳」。


ちなみに妻は「肺年齢63歳」。