2016-03-05

詐欺メールに狙われる その2


このメールを受け取った時、締切をとうに過ぎた原稿に追い詰められている時であった。

用心深い妻は、

「騙されたくらいならあきらめられるけど、

あとで不法入国の手助けをしたことになると大変だよ…」。





そこで、大学の国際部にメールのやり取りを転送して見てもらった。


英語圏の人の英語ではないとのこと。

おかしい。

この学会の会長はアメリカ生まれのアメリカ育ち。

しかもメールの送信元をよく見てみると、

通常送られてくるメールアドレスと違うドメインだった。



「先生、詐欺の可能性が高いです」、

「振り込むのはもう少し待ってください」。

国際部からの電話。



もちろん、待つよ。だって、振込方がわからないし。

指定されたウエスタンユニオンってのも、何だかわからなかったし…。


すると数分後に「先生、詐欺確定です」というメール。



いつもの会長のメールアドレスに確認のメールを出していたのだが、

一日後に、「わたしのメールではないよ」という返事がきた。

米国の東海岸が夜中の時間を狙った巧妙な手口。


ああ、恐ろしや、恐ろしや。

皆さんもお気を付けください。

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